@article{oai:rose-ibadai.repo.nii.ac.jp:00013672, author = {平山, 裕美子 and 田口, 守 and Hiyarama, Yumiko and Taguchi, Mamoru}, issue = {30}, journal = {教育研究所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 論文(Article), 子どもたちは,家庭や学校,ひいては社会の風潮を強く受けながら成長・発達していく。現代の子どもたちのよく使うことばとして,「むかつく」「キレる」があるが,これも現代の社会の風潮を受けた結果であると思われる。自己の感情に向き合えない原因をことばの発達から研究してみると,幼児期における家庭教育や学校教育の問題が浮かび上がってきた。そこで,家庭教育の問題を学校教育において解決していきながら,国詰科教育の問題を解決する必要を感じた。家庭教育の問題を解決していくには,学校生活の中における些細な出来事や行事などに対する自身の参加の仕方やその時抱いた感情を文章化して,自己の感情に向き合うことである。そして,負の感情に目を向け,その感情を否定せず,原因を探りその状況を改善することが重要である。つまり,自己客観化を取り入れた教育である。書くこと自体,自己客観化に他ならないため,感情の文章化によって国語科教育の問題も解決できる,表現力の育成にもつながると考えて指導してきた。その結果,考えを整理して書くことに慣れ,書く内容や表現が豊かになった。また,相手意識が育ち,自己の負の感情を処理するための方策や努力に目が向いてきた子どもが増えた。これより,家庭教育の問題を学校教育において解決し,表現力の育成も図られたと考える。}, pages = {65--74}, title = {ことばの発達からみた表現力の育成}, year = {1999} }